パク・ボヨン主演の新ドラマ『Our Unwritten Seoul』、脚本家イ・ガンが作品の背景とキャストへの想いを語る

tvNの新作ロマンスドラマ『Our Unwritten Seoul』が、2025年5月24日午後9時20分(KST)に初放送を迎えます。本作は、双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレ(ともにパク・ボヨンが一人二役)を中心に、彼女たちが人生を入れ替えることで始まる物語を描いています。脚本を手掛けるイ・ガン氏は、2019年の『五月の青春』以来、約4年ぶりの復帰作となります。

作品のテーマとインスピレーション

イ・ガン氏は、「外見上は問題なさそうに見えても、内面では既に揺らぎ疲弊している人々」を描きたいと語っています。彼女は、自分とそっくりな双子が自分の代わりに生きてくれたら、その双子の人生はもっと平穏なのだろうか、という想像から物語を着想したとのことです。

「誰もが自分の人生が一番大変だと感じています。でも実際には、みんなそれぞれの戦いをしているんです。」

また、自己嫌悪についても触れ、「他人には言わないような否定的な言葉を自分自身に向けてしまうことが、私にとって最も長く続いている苦しみです」と述べ、視聴者が自分自身にもう少し優しくなれることを願ってこのドラマを書いたと明かしました。

舞台となるソウルとドゥソン村

ドラマの主な舞台は、都会のソウルと田舎のドゥソン村です。イ・ガン氏は、これらの場所を「冷たい都市」と「のどかな故郷」という典型的な対比ではなく、登場人物たちの心の中に映る風景として描きたかったと語っています。

「ソウルとドゥソン村は、それぞれのキャラクターの目を通して異なる姿を見せます。」

キャストへの称賛

主演のパク・ボヨンは、双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレを演じるだけでなく、彼女たちが互いの人生を入れ替えることで生まれる複雑な感情や状況を巧みに表現しています。イ・ガン氏は、キャストが自身のキャラクターを深く理解し、時には脚本家以上に役を体現していることに驚いたと述べています。

「俳優たちがキャラクターを生き生きと演じてくれるたびに、彼らが台本以上の存在感を持っていることに感動します。」

また、GOT7のジニョンが演じるイ・ホスは、大手法律事務所の弁護士でありながら、内面に深い傷を抱える複雑なキャラクターです。リュ・ギョンスが演じるハン・セジンも、物語に深みを加える重要な役割を担っています。

編集部コメント

『Our Unwritten Seoul』は、自己嫌悪や内面の葛藤といった繊細なテーマを扱いながらも、双子の姉妹が互いの人生を入れ替えるという興味深い設定で物語を展開しています。パク・ボヨンの一人二役の演技や、ジニョン、リュ・ギョンスといった実力派キャストの共演も見どころの一つです。視聴者は、登場人物たちの成長や変化を通じて、自分自身の内面と向き合うきっかけを得られるかもしれません。


出典:Soompi – 『Our Unwritten Seoul』の脚本家がキャストを称賛し、ドラマのインスピレーションについて語る

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