韓国映画界を代表する俳優、ユ・ヘジンとソン・ヒョンジュが、映画『Big Deal』で初めて共演を果たします。本作は、1997年のIMF金融危機を背景に、韓国の国民的酒であるソジュ業界を舞台にした企業ドラマです。
映画『Big Deal』のあらすじ
物語は、ソジュ会社「グクボグループ」のCFOピョ・ジョンロク(ユ・ヘジン)と、グローバル投資会社の利益至上主義の社員チェ・インボム(イ・ジェフン)が、ソジュ業界の未来を巡って対立する様子を描いています。IMF危機の影響で倒産の危機に瀕したグクボグループを救うため、ピョ・ジョンロクは投資家や法律事務所との交渉、さらには自らソジュの販促活動に奔走します。
一方、ソン・ヒョンジュが演じるのは、グクボグループの会長ソク・ジンウ。彼は「自分の会社は絶対に失敗しない」という信念を持ち、危機的状況でも執着を手放せない人物です。この二人の対立が、ソジュ業界の運命を左右することになります。
初共演の感想
ユ・ヘジンとソン・ヒョンジュは、長年の親友でありながら、これまで同じ作品での共演はありませんでした。今回の共演について、ソン・ヒョンジュは次のように語っています。
「私たちはずっと親しい友人でしたが、スクリーンで一緒に演じるのは初めてだったので、どんな感じになるのか非常に興味がありました。ユ・ヘジンは完全に役に入り込んでいて、期待を裏切りませんでした。」
また、ユ・ヘジンもソン・ヒョンジュとの共演について次のように述べています。
「ソン・ヒョンジュは私が本当に尊敬する数少ない人の一人です。彼と一緒に演じることに大きな期待を持っており、彼に多くを頼りました。」
公開日と期待
『Big Deal』は、2025年6月3日に韓国で劇場公開される予定です。ユ・ヘジンとソン・ヒョンジュという実力派俳優の初共演に加え、IMF危機という歴史的背景を描いた本作は、観客に深い感動と考察を提供することでしょう。
編集部コメント
ユ・ヘジンとソン・ヒョンジュの初共演は、韓国映画ファンにとって待望の出来事です。二人の演技力と化学反応が、映画『Big Deal』をより一層魅力的な作品に仕上げていることは間違いありません。また、1997年のIMF危機という実際の歴史的事件を背景にしたストーリーは、現代の観客にも多くの示唆を与えることでしょう。公開が待ち遠しいですね。
出典:Soompi – Yoo Hae Jin And Son Hyun Joo Talk About Working Together For Upcoming Film ‘Big Deal’